恋する苺


その夜―‥


あたしは、ひろきと図書館の駐車場で待ち合わせしていた。


「遅れてごめんな。寒かったろ?中入んなよ。」


「ううん。いい、ここで―‥」


「‥そうか。」


「‥ひろき。あたしと‥別れてくれない?」


「―‥え?」
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