恋する苺


その晩、あたしは泣きじゃくった。


ひろきといた時間は、楽しい時もあった。


沢山あった。


けど、その分、嫌なことも沢山あった。


楽しいことより


あたしの心は


嫌なことで埋まってしまった。


これ以上、好きになれない。


むしろ、嫌いになっていくばかりだった。


だから、別れて正解だった。
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