金魚の浴衣
「梢、浴衣どうするの?」
そう!それを相談しようと思ってたのに、
すっかり忘れてたよ。
「え、梢浴衣着てくの?」
「うん、着てこいって言われたし……」
私は華乃ねぇにゴニョゴニョと答えた。
「ねぇ、浴衣どんなのが良いかなぁ?」
彼の前では出来るだけ可愛くいたい。
そう伝えると、
「梢……、成長したわね!!」
「それでこそ恋する乙女よ!!」
なんか、感動された。
まぁ、前は恋愛なんて全然興味無かったもんね……