【短編】お隣BOY☆
ほのぼのと二人の時間は過ぎていきました。
コンビニで無料の雑誌をレジに出したり…
はたまた無料の雑誌と間違えてうっかり万引きしそうになったり。
買い物に行った先で、スパッツの中にスカートが入った状態でトイレから出て来た事もありました。
彼は呆れた顔で、
「…アホ」
と言うけれど、そんな私の手をどんな時でもつないで歩いてくれました。
張り切って失敗して、また張り切って…
それでも彼が変わらずにいてくれることが何より幸せなのです。
月日は流れて彼は大学を卒業しました。
卒業後も、このアパートから仕事に通っています。
私は大学4年生になり就職活動に励んでいるところ。
彼は社会人になり、前ほど一緒にはいられなくなった…。
帰りは遅いし、朝は早い。
それでも一緒に眠れるこのひとときは、私にとってかけがえのない時間。
どんなに遅くなっても起きて待ちます。
たとえ、履歴書の証明写真にクマがくっきり写ろうとも!
彼が帰って来た時、やっぱり『おかえり』を言ってあげたいから。
コンビニで無料の雑誌をレジに出したり…
はたまた無料の雑誌と間違えてうっかり万引きしそうになったり。
買い物に行った先で、スパッツの中にスカートが入った状態でトイレから出て来た事もありました。
彼は呆れた顔で、
「…アホ」
と言うけれど、そんな私の手をどんな時でもつないで歩いてくれました。
張り切って失敗して、また張り切って…
それでも彼が変わらずにいてくれることが何より幸せなのです。
月日は流れて彼は大学を卒業しました。
卒業後も、このアパートから仕事に通っています。
私は大学4年生になり就職活動に励んでいるところ。
彼は社会人になり、前ほど一緒にはいられなくなった…。
帰りは遅いし、朝は早い。
それでも一緒に眠れるこのひとときは、私にとってかけがえのない時間。
どんなに遅くなっても起きて待ちます。
たとえ、履歴書の証明写真にクマがくっきり写ろうとも!
彼が帰って来た時、やっぱり『おかえり』を言ってあげたいから。