拝啓、先輩好きです。
゛いいですよ?゛
とつけたしに
゛どうやってきますか?゛
と送った。
万が一の保険だ。
もし車なら大人の確率がでてきて危ない。
すると
゛バイクだょ゛
ときてホッとして約束をした。

「遅いな…」
私は夜の不気味な学校の前で一人ボーっと立っていた。
あたりは見渡しても人はいなく、暗がりの中に小さな明かりが灯っているだけだった。
その中一つの人影が見えたのは外に出て10分後のことだった。
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