−道化師−


百々side


「キャアアアアアアア!!」



近くにいた美香の友達が叫びだした。



階段を下りると


頭から血が流れ、倒れている


美香がいた。








しばらくすると、誰かが呼んだ救急隊員が駆け寄った。




いつしか人だかりができて、美香が運ばれていくのを見ていた。




「あんた、美香に何するのよ!!」

「友達じゃないの!!??」

「最低!!」





陸上部の女子達がヒステリックに騒いだ。
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