『ねぇ。傘、入りなよ。』Ⅵ
委員会
キーンコーンカーンコーン
「ありあーっ!!」
俺は大好きな彼女
ありあの席まで猛ダッシュ。
『何よ千隼(チハヤ)。
帰るんでしょ??』
ありあがカバンを肩にかけて
立ち上がる。
「ありあと帰りたいのは山々なんだけど・・・委員会に行かなきゃならなくて。」
いつもなら
ありあと帰る為にサボる。
だけど担任が今日サボったら
課題を増やすって言ったんだ。
『・・・なんだちょうどよかった。
あたし図書室に用あるから待ってるわよ。』
「あ、ありがとー!!」
ガバッ
俺はありあに抱きついた。
『!?///やだっ!!
離れなさいよ!!///』
ありあは俺の
ツンデレ彼女。