『ねぇ。傘、入りなよ。』Ⅵ

『それぞれのクラスから男女の種目を1つずつ出さなきゃいけないんだけど。

・・・早く決めなきゃ
帰れないのよ??
伊崎(イザキ)さん
待たせてるんでしょ??』

「なっ///何で知ってんだよ!?」

俺は椅子をガタンと揺らして
驚いた。

『だって楢橋の声
大きいんだもん。』

クスクスと笑う佐々木。

ありあが恥ずかしいって
言うのはこういうことなのか??

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