トリップ少女
「お母さんただいまー!」
「あぁ若菜、おかえり。」
「今日も部活大変だったよ。あついのにー!!ねぇ、おやつは?」
「テニス部も大変ね。冷蔵庫にゼリー入ってるわよ。」
「やったー!お母さんの作ったゼリー好き!」
「あ、そうそう若菜。あなたに荷物が届いていたわよ。」
「荷物?誰から?」
「差出人は外国の人だったわよ。」
「・・・はい?」
「よく読めなかったんだけど、アス・・・なんだったかしら。とりあえずあなたの部屋に置いといたから、見ときなさい。」
「爆発しない?」
「あなた一体どんな生活してるのよ」
「人に恨まれることはしてない。・・・とりあえず見てくるね。」
若菜は不信感を抱きながらも部屋に向かった。