月夜の太陽
『何がきっかけでソルの力が爆発するか分からない』
「……爆発?」
『ソルは私たちの様に訓練を受けたバンパイアではないから、力の制御の仕方も使い方も知らないんだよ』
「そう、よね……」
ロナウドが言っている意味は分かる。
だけど、まだ私の頭は理解できないでいる。
『つまり赤子と一緒だよ。一度放たれた大きな力をコントロールできず、周りにいるものも巻き込んでしまうかもしれない。自分の意思に反して、ね……』
「ソルが…自分の手で大切な人を傷つけてしまうかもしれないということ!?」
『……そうだよ』
そん…な………。
私の血を飲んだばっかりに…そんな爆弾のようなものを抱えさせてしまうなんて………。
ソルを四六時中監視するわけにもいかない。
「私に何かできることはないの!?何でもするッッソルが幸せに暮らせるならッッ!!」
「……爆発?」
『ソルは私たちの様に訓練を受けたバンパイアではないから、力の制御の仕方も使い方も知らないんだよ』
「そう、よね……」
ロナウドが言っている意味は分かる。
だけど、まだ私の頭は理解できないでいる。
『つまり赤子と一緒だよ。一度放たれた大きな力をコントロールできず、周りにいるものも巻き込んでしまうかもしれない。自分の意思に反して、ね……』
「ソルが…自分の手で大切な人を傷つけてしまうかもしれないということ!?」
『……そうだよ』
そん…な………。
私の血を飲んだばっかりに…そんな爆弾のようなものを抱えさせてしまうなんて………。
ソルを四六時中監視するわけにもいかない。
「私に何かできることはないの!?何でもするッッソルが幸せに暮らせるならッッ!!」