月夜の太陽
「ソルとは…順調、だよ………」
「顔真っ赤にしちゃってぇ!!本当ルナって可愛い~」
「からかうなんて酷いっっ!!」
「だってソルをいじっても楽しくないんだもんっ」
舌を出し悪戯顔でそう答えるエレナを思いっきり睨みつけたが、更に笑われてしまった。
ソルもそうなのよね……私が睨みつけるといつも笑われる。
「ルナと2人でいる時のソルってどんな感じなの?まさかあのままなんて言わないわよね!?」
「2人でいる時は……」
普通に答えようとしたらお母様とラキも興味津々に私たちの会話を聞いていて、思わず口を閉じてしまった。
「あら、私たちの事は気にしないで話を続けてちょうだい」
「だったらそんなに見ないでよ」
「ここにいるのがシエルだったら間違いなく怒りで爆発してるわね」
「お父様……何か言ってるの?」
「それはもう仕事どころじゃないみたいよ。でも、ソルの事を気に入っているから問題ないんじゃないかしら」
お母様の言葉を聞いて私は肩をホッと撫で下ろした。
好きな人が純血だろうと混血だろうと、商人だろうとお父様が気に入らなければ一緒にいることは出来ないだろう。
その時は駆け落ちを覚悟するしかない気がする。
「顔真っ赤にしちゃってぇ!!本当ルナって可愛い~」
「からかうなんて酷いっっ!!」
「だってソルをいじっても楽しくないんだもんっ」
舌を出し悪戯顔でそう答えるエレナを思いっきり睨みつけたが、更に笑われてしまった。
ソルもそうなのよね……私が睨みつけるといつも笑われる。
「ルナと2人でいる時のソルってどんな感じなの?まさかあのままなんて言わないわよね!?」
「2人でいる時は……」
普通に答えようとしたらお母様とラキも興味津々に私たちの会話を聞いていて、思わず口を閉じてしまった。
「あら、私たちの事は気にしないで話を続けてちょうだい」
「だったらそんなに見ないでよ」
「ここにいるのがシエルだったら間違いなく怒りで爆発してるわね」
「お父様……何か言ってるの?」
「それはもう仕事どころじゃないみたいよ。でも、ソルの事を気に入っているから問題ないんじゃないかしら」
お母様の言葉を聞いて私は肩をホッと撫で下ろした。
好きな人が純血だろうと混血だろうと、商人だろうとお父様が気に入らなければ一緒にいることは出来ないだろう。
その時は駆け落ちを覚悟するしかない気がする。