月夜の太陽
愛はひとつだけ
婚前パーティーを明日に控えているが、もう準備は済ましてしまったため1人部屋でハーブティーを飲んでいる。
テラスに行こうかとも考えたが、気分がのらないため行かなかった。
カーテンは閉め切り音楽もかけず音のない部屋で音を立てないようにハーブティーを少しずつ飲む。
喉を通って体に流れ込んでいく温もりに落ち着きを感じる。
今の私には丁度いい温もり。
ソルが目覚めた日少し遅れて私もロナウドと一緒に部屋へ向かった。
だけど、部屋の中に入ることが出来ずに外の壁にもたれて佇んでいた。
その間ずっとロナウドは手を握ってくれていた。
盗み聞きをしないと約束をしたばかりだというのに、私ときたら約束を破ってしまった。
盗み聞きをしているつもりはないが、傍から見たら盗み聞きになるのよね。
ドア越しに声が聞こえてきて返事をすると、なにやらいくつか箱を抱えたロナウドが姿を現した。
『何してたの?』
「何も、独り寂しくお茶すすってた」
『そういう時は誘ってくれればいいのに』
「フフ、そうよね。ごめんなさい」
テラスに行こうかとも考えたが、気分がのらないため行かなかった。
カーテンは閉め切り音楽もかけず音のない部屋で音を立てないようにハーブティーを少しずつ飲む。
喉を通って体に流れ込んでいく温もりに落ち着きを感じる。
今の私には丁度いい温もり。
ソルが目覚めた日少し遅れて私もロナウドと一緒に部屋へ向かった。
だけど、部屋の中に入ることが出来ずに外の壁にもたれて佇んでいた。
その間ずっとロナウドは手を握ってくれていた。
盗み聞きをしないと約束をしたばかりだというのに、私ときたら約束を破ってしまった。
盗み聞きをしているつもりはないが、傍から見たら盗み聞きになるのよね。
ドア越しに声が聞こえてきて返事をすると、なにやらいくつか箱を抱えたロナウドが姿を現した。
『何してたの?』
「何も、独り寂しくお茶すすってた」
『そういう時は誘ってくれればいいのに』
「フフ、そうよね。ごめんなさい」