青春の蒼いカケラ
緑の妄想編
 回復が遅かったが。意識を取り戻してから二日後に一般病棟に移る事になった。その頃は、もう咽に人工呼吸が当てられていた。声が出なかった。肺炎だとの事だった。次の日ジュンちゃんがノリちゃんを連れて、面会に来た。
「やぁ、大丈夫かい」
「・・・・・・・・」
「しゃべれないのか・・・ノートとボールペンを買ってくるよ」
 ジュンちゃんが言った
「も~ぉ心配かけちゃって」
 ノリちゃんが言った。病室は個人部屋だった
『あ~~ぁ僕はどうなっちゃったんだろう』
 もう、初夏の光が眩しく照らしていた。
僕は、変なんだ、様子が、おかしい、被害妄想が始まった。昼間に来た。看護士さんが、殺し屋に見えた。その事をノリちゃんに、ノートで伝えると、ノリちゃんは、先生に相談した。
精神科の先生が、様子を見に来た。
どうもおかしいらしい。薬が増やされた
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