青春の蒼いカケラ
 僕はパソコンで、オオバさんに勧められるがままに応募した『日本文学館』を検索した。
 結構、事細かに別れて分野が広い。僕はその中の『クリエイターズフォーラム』に興味を持った。ここにはテーマに沿ったイラストや詩集の応募要項が載っている。さらに読み進めているうちに、僕が今描いている絵にぴったりの要項を見付け、応募してみる事にした。すぐさま『プロへの道』が拓けるとも思ってはいないが、まずは出さない事には何も始まらない。僕はその日以来、要項に沿って詩や絵を毎日書いては投降する日々が続いた。こんなに熱中したのは子供の頃に絵を習っていた時以来だ。
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