青春の蒼いカケラ
時、母は僕より苦しんでいたのだろう。
 僕は母親の顔を見ながら、言葉もなく首を縦に振った。
 二学期の終わるのを持って、僕は逃げるような気持ちで、ひとり夜行列車に飛び乗り、故郷を離れ、青森へと旅立って行った。
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