近づきすぎて近づけなくて


なんか、慶太だけ
大人になったみたい。


「置いてけぼりかよ・・・」


むすっと言う私の声は
慶太には届いてなかったみたい。


私も染めてみたい・・・

髪をくるくるしながら慶太の後を歩く。

そして、新しいクラスに足を踏み入れた。



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