近づきすぎて近づけなくて


「えっ・・・・?」



耳を覆っていた手を剥がされる。



そして顔が近づいてきた
と思ったら
かぷっと甘噛みのように
耳に慶太の歯と唇が
触れる。



「んあっ・・・・・」



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