Strawberry Junior
「この突き当たりを右だよ?」
「あのさ…」
急に幸典が真顔になる…。
「ん?」
「俺…、美寛のこと…………、えっと…、またメールするなっ♪
」
「え?あ…うん…」
なんか、話逸れた気がする…。
「あ、私ん家此処なんだ」
「あぁそっか…。じゃあな…」
「うん。バイバイ♪」
幸典に手を振ると、手を上げてくれた。
はぁ…。明日はシングルスかぁ…。
そして翌日。
「2人とも、いつもの練習通りやったらいいからね?」
「「ハイっ!!」」
こうやって先輩のアドバイス聞くのも今日で最後になるかもしれない…。
自分の番が無い間、蘭子先輩や棗だけじゃなく、春間くんの試合も見ていた。
春間くん、ホントにカッコイイなぁ…。
変な溜め息が出ちゃう。
「どーしたの、溜め息なんかついて?」
「う~ん…」
「乙女の悩み事?」
棗がニヤけて聞いてくる。
「別に…」
またバカにされるだけだよ。
その時。
『…華山高校女子、倉持美寛さん…』
アナウンスが流れた。
「あ!私の番!!」
「美寛、頑張ってね」
「うんっ♪」
「美寛ちゃん、全力でね?」
「ハイッ♪」
会場に向かう途中、丁度試合から帰ってきた春間くんと会った。
「春間くん、お疲れ様♪」
「はい…。ありがとうございます…」
女子と話すの苦手なのかな…。男友達と話してる時は弾けてる感じだし…。
でも、春間くんパワーのお陰で(?)いつもより頑張れた気がする。
1回戦は取り敢えず勝ち残り、観戦席に戻ることにした。
もうお昼だなぁ。次の試合が入る前に食べちゃお。
「よっ」
階段を昇る途中、架那汰に会った。
「おはよ…」
昨日平謝りされたけど、今はあまり顔を会わせづらいから…、軽く返事して立ち去った。
「美寛!」
「何?」
「好きだ」
「うん。知ってる」
軽く流す。
この時まさか、春間くんに見られて、誤解を招いたなんて知るよしもなかった…。
「んー。この店のパン美味し♪」
只今美味しいパンを食べながら、春間くんの観戦中。こんな幸せな事って中々無いんじゃない?(ちっちぇー幸せ(苦笑))
「春間くんも見れるしね♪」
「あのさ…」
急に幸典が真顔になる…。
「ん?」
「俺…、美寛のこと…………、えっと…、またメールするなっ♪
」
「え?あ…うん…」
なんか、話逸れた気がする…。
「あ、私ん家此処なんだ」
「あぁそっか…。じゃあな…」
「うん。バイバイ♪」
幸典に手を振ると、手を上げてくれた。
はぁ…。明日はシングルスかぁ…。
そして翌日。
「2人とも、いつもの練習通りやったらいいからね?」
「「ハイっ!!」」
こうやって先輩のアドバイス聞くのも今日で最後になるかもしれない…。
自分の番が無い間、蘭子先輩や棗だけじゃなく、春間くんの試合も見ていた。
春間くん、ホントにカッコイイなぁ…。
変な溜め息が出ちゃう。
「どーしたの、溜め息なんかついて?」
「う~ん…」
「乙女の悩み事?」
棗がニヤけて聞いてくる。
「別に…」
またバカにされるだけだよ。
その時。
『…華山高校女子、倉持美寛さん…』
アナウンスが流れた。
「あ!私の番!!」
「美寛、頑張ってね」
「うんっ♪」
「美寛ちゃん、全力でね?」
「ハイッ♪」
会場に向かう途中、丁度試合から帰ってきた春間くんと会った。
「春間くん、お疲れ様♪」
「はい…。ありがとうございます…」
女子と話すの苦手なのかな…。男友達と話してる時は弾けてる感じだし…。
でも、春間くんパワーのお陰で(?)いつもより頑張れた気がする。
1回戦は取り敢えず勝ち残り、観戦席に戻ることにした。
もうお昼だなぁ。次の試合が入る前に食べちゃお。
「よっ」
階段を昇る途中、架那汰に会った。
「おはよ…」
昨日平謝りされたけど、今はあまり顔を会わせづらいから…、軽く返事して立ち去った。
「美寛!」
「何?」
「好きだ」
「うん。知ってる」
軽く流す。
この時まさか、春間くんに見られて、誤解を招いたなんて知るよしもなかった…。
「んー。この店のパン美味し♪」
只今美味しいパンを食べながら、春間くんの観戦中。こんな幸せな事って中々無いんじゃない?(ちっちぇー幸せ(苦笑))
「春間くんも見れるしね♪」