Strawberry Junior
夏休み
7月中旬。
新メンバーでの部活は大分慣れてきた。
「行ってきまーす」
私は何時もより早く起きれたため、余裕で家を出た。
いつも遅刻しそうだから大変だけど、ちょっと早起きするだけで楽だなぁ。
いつものように昇降口に向かおうとすると…
あ…
威智悟くんだ…。
「おはようございます♪」
私が話しかけるより先に威智悟くんが話しかけてくれた♪
嬉しいっ。
「おはようっ♪」
私は出来るだけニコッとした。
「朝に会うなんて珍しいっすね」
「私いつも遅刻気味なんだ…」
「ははっ。美寛先輩、意外とお寝坊さんなんっすね☆」
『お寝坊さん』って可愛い…。
あ!!
てか私が『お寝坊さん』ってバレちゃったじゃん!!
「今度、俺が起こしに行きましょうか?」
「えっ…!?/////」
「冗談っすよ」
「そうだよね」
ですよね…。
凄い落ち込むんですけど…。
「じゃあここで…」
威智悟くんは私に手をあげ、1年生の階に上がっていった。
「もうすぐ夏休みだね」
休み時間、棗が言った。
「うん。来年は受験だから今年はたっぷり遊んどかなきゃね♪」
「ホントだ!来年受験じゃん!今年どこ行くー?」
「ん~、パアッと遊びたいよね…」
「そうだ!!プールとかどぉ?」
棗が妙にテンション高い。
「いいよ」
「ふふふ…」
「何?棗気持ち悪い」
「ねぇ、春間くん誘っちゃおうよ♪」
「ええええーーーーっ!?」
教室の皆が一斉に私を見た。
恥ずかしい…。
「いい考えでしょ?」
「な、なんで急に!?」
「だって、美寛の顔に『威智悟くんと行きたぁいッ』って書いてあるもん♪」
「か、書いてないよっ…/////」
「図星だ。赤くなってるー♪」
「棗の意地悪っ」
「じゃ、早速誘っちゃおか☆」
「…待ってよ。メンバーは?」
「ふふ(気持ち悪い笑い方2度目)。私にお任せ。まず私でしょ?私の彼氏と、その弟くんカップル♪」
「…えっ!?棗彼氏なんかいたっけ?」
「最近出来たんだぁ♪」
「教えてよー」
私は膨れっ面になった。
「だって美寛見てたら話す機会なかったんだもん」
「も~!」
新メンバーでの部活は大分慣れてきた。
「行ってきまーす」
私は何時もより早く起きれたため、余裕で家を出た。
いつも遅刻しそうだから大変だけど、ちょっと早起きするだけで楽だなぁ。
いつものように昇降口に向かおうとすると…
あ…
威智悟くんだ…。
「おはようございます♪」
私が話しかけるより先に威智悟くんが話しかけてくれた♪
嬉しいっ。
「おはようっ♪」
私は出来るだけニコッとした。
「朝に会うなんて珍しいっすね」
「私いつも遅刻気味なんだ…」
「ははっ。美寛先輩、意外とお寝坊さんなんっすね☆」
『お寝坊さん』って可愛い…。
あ!!
てか私が『お寝坊さん』ってバレちゃったじゃん!!
「今度、俺が起こしに行きましょうか?」
「えっ…!?/////」
「冗談っすよ」
「そうだよね」
ですよね…。
凄い落ち込むんですけど…。
「じゃあここで…」
威智悟くんは私に手をあげ、1年生の階に上がっていった。
「もうすぐ夏休みだね」
休み時間、棗が言った。
「うん。来年は受験だから今年はたっぷり遊んどかなきゃね♪」
「ホントだ!来年受験じゃん!今年どこ行くー?」
「ん~、パアッと遊びたいよね…」
「そうだ!!プールとかどぉ?」
棗が妙にテンション高い。
「いいよ」
「ふふふ…」
「何?棗気持ち悪い」
「ねぇ、春間くん誘っちゃおうよ♪」
「ええええーーーーっ!?」
教室の皆が一斉に私を見た。
恥ずかしい…。
「いい考えでしょ?」
「な、なんで急に!?」
「だって、美寛の顔に『威智悟くんと行きたぁいッ』って書いてあるもん♪」
「か、書いてないよっ…/////」
「図星だ。赤くなってるー♪」
「棗の意地悪っ」
「じゃ、早速誘っちゃおか☆」
「…待ってよ。メンバーは?」
「ふふ(気持ち悪い笑い方2度目)。私にお任せ。まず私でしょ?私の彼氏と、その弟くんカップル♪」
「…えっ!?棗彼氏なんかいたっけ?」
「最近出来たんだぁ♪」
「教えてよー」
私は膨れっ面になった。
「だって美寛見てたら話す機会なかったんだもん」
「も~!」