頑張るのは何の為?(記念小説④)
胸がチクリと痛くなった。
嫌じゃない。
むしろ、こうしていたいぐらいだ。
こういう時に、素直になれないのが腹が立つ。
碓氷に構ってあげるために、生徒会の仕事を頑張ったのに・・・・・
「鮎沢・・嫌なの?」
「嫌じゃない!!全然、嫌じゃない・・・もう少し、このままでいたい///」
「まったく、鮎沢は・・・」
「な、何だよ!!このままいちゃ駄目なのかよ・・んっ!!」
後ろを振り向いた瞬間、私の言葉は碓氷の唇によって塞がれた。
「じゃあ、もうしばらくこのままでいようねv」
「この・・・変態アホ宇宙人///」