1ヶ月間の同居生活
「わりっ……起こしたか?」
「ううん。ちょうど起きる時間だし」
起きる時間だしって……
「バイト行くつもりかよ」
「だって1円でも早く稼がないと出ていけないでしょ」
弱く笑いフラフラとした状態で起き上がる永奈
「寝てろ」
永奈の腕を掴みベッドに座らせた
「零くんには関係な……い」
「おい!?」
俺に身体を預けるように倒れた永奈
こんな熱い身体してバイト行こうとするか?
確かに俺が出ていけなどいろいろ言ったせいもあるが
バイト詰め込みすぎだろ………