1ヶ月間の同居生活



「永奈……」


永奈をベッドに寝かそうとした時


「……んだよこれ」



永奈の首筋にハッキリとついている赤い印



「零くん」



うっすら目を開け弱々しく俺の名前を呼ぶ



だけど今の俺には頭に血がのぼり永奈の声など聞こえるハズもなく



「零くっ……やっ……!?」



弱っている永奈を力で無理矢理押さえつけた



この時の俺は最低だっただろう








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