1ヶ月間の同居生活
永奈Side
目の前の零くんがストーカー男と重なった
「いやっ……いやあ!!」
怖い
怖い
零くんは私の首筋に舌を這わせ
「お前はあいつのものかよ」
「怖い……やだっ……」
涙でもう視界はぐちゃぐちゃ
「永奈……」
「……ヒック……いやぁ…」
そのあとのことはよく覚えていない
ただ目が覚めると全く目を合わせてくれない零くんと
バイトを休む私を心配してくれた店長さんからの電話が10件もあった