1ヶ月間の同居生活
「零くんのことは好き……でも忘れるの」
「意味わからないけど?」
「零くんは他に好きな人いるし忘れることにしたの。だから……」
「だからなんだよ!そんな一方的な気持ちが相手に伝わるとでも思ってんのかよ!」
目の前の淳也くんはいつもの淳也くんみたいに
ヘラヘラと笑わず凄く真剣で思わず手が震えた
淳也くんを怖いと思った
「淳也くんには関係ないよ」
「関係ない?確かにそうかもな」
淳也くんは私から少し距離をとった