1ヶ月間の同居生活
「2人がうまくいくといいね」
「そうだな」
零くんは私の頭を撫でてベッドに座っている私の隣に腰掛けた
「大切な友達だから………」
「お前は人のことばかり。たまには自分を気にすれば?」
「どういう意味?」
「自分のことより人を守ろうとする。ストーカーの時だってあゆみを先に逃がした」
友達を守るのは当たり前だしそもそも巻き込んだのは私だから
「心配するこっちの身にもなれ」
ハァとため息をつく零くん
だけど私を心配してくれる人がいる
そう思うだけで凄く嬉しかった