1ヶ月間の同居生活
「時給いいから仕方ない……それに店長の美沙子さんもいい人でね」
必死にバイトを認めてもらおうと説明していたら零くんはため息をつき
「何かあったら連絡しろ」
「うん!」
渋々了承してくれた
「永奈携帯買ったの?」
「あ……うん」
右手に持っていた携帯があゆみの目にとまり
いつの間にか携帯を取られていた
「私の教えるから永奈の教えて」
「いいよ」
あゆみは自分で2つの携帯を操り赤外線で電話帳に登録した