1ヶ月間の同居生活
20日目
20日目
「永奈!心配したよ」
「ごめん」
学校に登校するとあゆみに泣きながら抱き着かれた
「心配かけたよね………もう大丈夫だから」
今日学校に来たのは決意を曲げない為
「ほんとに大丈夫?零のことだって」
「零くんにはカレンさんがいるし……私は平気だよ」
「永奈………」
「私ちょっと用あるから」
決意を曲げない
それは
「失礼します」
「退学届?」
「はい。家庭の事情です」
退学届を出すこと
きっと零くんに会うと決意が揺らぎそうだったから