1ヶ月間の同居生活
「裏切らないって言ったよ……」
「うん」
「傍にいるって……」
「うん」
「なのに離れるの?」
「うん」
カレンは力が抜けその場に座り込んだ
「あの子がどうなってもいいの?」
俺は永奈に何かされるのではと思いカレンと付き合った
だけど
「俺があいつを守る」
俺があいつを守ればいいんだ
カレンに何されようが俺が傍で守ればいいんだ
遅すぎる正解を見つけ
「カレン………ごめん」
走りだした