1ヶ月間の同居生活
「零くんお化け屋敷好きなの?」
「うん?」
微妙な返事をして零くんは中に入ろうとする
「私、待ってるからいってらっしゃい」
「お前も行くんだよ」
悪魔の笑みで零くんは私の腕を掴み中に入った
「私……お化けとか暗いの苦手なのに!」
「知ってる」
知っててお化け屋敷に入るなんて
「ドSだ……」
「何?」
「別に!」
どうして零くんは私がお化け苦手なのを知っているのだろうか
この疑問はすぐに解けた