1ヶ月間の同居生活



「あ……いた」



1番奥の部屋の扉を開くと零くんとルイスさんが撮影をしていた



「もしかして彼氏?」


「………うん」


改めて彼氏と言われると恥ずかしくて小さな声で答えた



「あ、彼氏気付いたみたい」


「え?」



アンバーの視線の先を追うと零くんが不機嫌オーラ丸出しでこちらに向かっている



「何やってんだよ」



「えっと……実は道に迷って」


「迷ったら男と手、繋ぐのかよ」


慌ててアンバーの手を振り払ったがすでに手遅れ









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