1ヶ月間の同居生活
「でも私……行く所無いし、お願いです!私をここに置いて下さい!」
必死に頭を下げると
「大変そうだし置いてあげようよ」
輝磨さんは零くんに呼びかけ私は良かったと一安心した
「俺は反対だ」
え?
「見ず知らずの奴を家に置く意味がわからねぇ」
零くんからは反対の意見が飛び出た
再び不安が襲う
「どうしても駄目ですか?」
「少なくとも親父達が帰ってくる1ヶ月後までは」
「これならどう?」
輝磨さんからの提案が私達の運命を大きく変えた