好きだから
「着いたぁー!」
「意外と速く着いたな」
拓也が飛ばしてくれた
おかげかホームルームまであと10分ある。
「ちはなー!!」
上から聞きなれた声が
した。
「夏帆~おはよう」
「おはよっ!」
2階の窓から顔を出しているボブヘアーが
よく似合ってる女の子は私の親友の
新垣 夏帆(16)
夏帆は元気がよくて
可愛いからモテる!
「拓也くんもおはよ」
「おす」
「2人も早く上がっておいでー!1時間目は体育だよー!!」
そうだった!
1時間目が体育の日は
早く体操服に着替えとかなきゃいけないのに…
「やばっ、忘れてた。俺は自転車置きに行くからちーは先に着替えに行っといていいよ」