うそ!!先生=旦那!?
!!?
部屋の中央に赤槻が倒れて
いる。
何かあったのではと慌てて
駆け寄ったが、どうやら寝
ているらしい。
規則正しい寝息が聞こえる
。
ホッとしてまたため息をつ
いた。
ふと床を見るとメモ用紙が
落ちている。
読むと、赤槻の母親から赤
槻への手紙らしいかった。
俺のこと、良い人って思っ
てくれてるんだ。
もう一度赤槻を見た。
さっきは気付かなかったが
涙の跡がある。
「…一生大事にします」
赤槻の髪をそっと撫でて呟
いた。