(長編)初めての恋~永遠に~
麗は思い切って帰り道、透を公園で待ってることにした。


いつも二人で歩いた道…


いつも二人で笑っていた…


ずっとずっと…


一緒だったのに


急に涙が溢れてきて、泣いていた。


寂しくて…


そんな麗の様子を透は遠くから見ていた。


透は走って行って、抱きしめたい感情を抑えている。


ここで麗を抱きしめるなんて…


一人になってしまう麗が可哀想でできなかった。
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