(長編)初めての恋~永遠に~
いつも、また明日!


って別れていた場所が目の前に迫っていた。


「麗、ストラップ…もってるか?」


麗は鞄につけていた大切なストラップを透に見せた。


「ちょっと貸して…」


手渡したストラップを、透は自分のポケットにいれると、代わりに自分のハートのキーホルダーのついていない、もともと麗が持っていたものを手渡した。


「やっぱ、交換な。これ俺が勝手に文字入れして麗に渡したのだし…」


「どうして!?透がくれた…大切な記念日が入ったハート型の…」


言い終わる前に、透が言った


「麗、じゃあな…最後に握手だ!」
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