(長編)初めての恋~永遠に~
「本当にすみません…」


「あっ…ごめんね。ちょっと知ってる人に似ていたものだから…」


「俺がですか?俺、新藤龍也っていいます。先輩?ですよね」


「3年の秋風麗…っていいます」


「先輩、敬語つかわなくていいっすよ~」


微笑んだ笑顔…本当に似ている。


「じゃ!また今度…もうすぐ授業なんで~」


龍也と話をしていて、胸がキュンてしたのは気のせいだろうか?


透を思い出して、そんな気がしていたのだろうか?
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