(長編)初めての恋~永遠に~
二週間ほどして、放課後龍也達が玄関で話しをしていた。


麗は龍也をみつけて、嬉しい気持ちになっていた。


龍也が麗を見つけると


「先輩!」


と手を振ってきた。


どうしていいかわからない麗の様子をみて、龍也は駆け寄ってきた。


「先輩、この間の大丈夫だった?痛くなかったですか~ぁ?」


「うん大丈夫ありがとう…」


「先輩帰り道どっち?同じ方向だったら、ちょっと一緒に帰りませんか?」


偶然にも、同じ方向だった。


龍也は友達と別れると、靴をはいて麗を待っていた。
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