(長編)初めての恋~永遠に~
「ねえ~龍也君、その先輩っていうの言わなくていいよ。麗でいいから…」
「じゃ、せ…麗ちゃん…でいいかな」
「うん…」
何年ぶりだろう。
男の子と照れくさい気持ちになりながら、帰り道こうやって歩くの…
「麗ちゃんは、この間俺に似た人がいてって言ってたよね。それって彼氏?」
「昔のね…中学生の頃の…彼氏…」
「別れちゃったの?」
「彼引越ししちゃって、遠くに…で終わったっていうか…」
「ごめん。思い出したくない思い出だったんだね。ごめん…」
「えっ大丈夫よ。でも、あまりにも似すぎててびっくりしちゃった」
「俺にその人重ねてみていたのかな…麗ちゃん」
「そうかもね…ごめんね」
「じゃ、せ…麗ちゃん…でいいかな」
「うん…」
何年ぶりだろう。
男の子と照れくさい気持ちになりながら、帰り道こうやって歩くの…
「麗ちゃんは、この間俺に似た人がいてって言ってたよね。それって彼氏?」
「昔のね…中学生の頃の…彼氏…」
「別れちゃったの?」
「彼引越ししちゃって、遠くに…で終わったっていうか…」
「ごめん。思い出したくない思い出だったんだね。ごめん…」
「えっ大丈夫よ。でも、あまりにも似すぎててびっくりしちゃった」
「俺にその人重ねてみていたのかな…麗ちゃん」
「そうかもね…ごめんね」