(長編)初めての恋~永遠に~
「透?どうしたの…迷惑だったら帰るから」


「迷惑だなんて。そんな事ないよ…じゃあ…」


言いかけた時に、透の携帯が鳴った。


車を道路脇に停車して、携帯を取った。


「お疲れ様です。はい…あっ、今ちょうど近くにいます。はい。すぐ届けます。失礼します…」


「麗、一度部屋に戻って、書類取ってきて会社…すぐ傍なんだけど、届けなきゃならなくなって…すぐ終わるんだけど、俺の部屋でちょっと待っててくれるかな?」


「あ、うん。大丈夫…」
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