(長編)初めての恋~永遠に~
「俺といたら……幸せになれるかな……」


麗はドキッとした。


あまりにもはっきりした声だったので、覗き込んで顔をみた。


透は寝息をたてて寝ている…


(何の夢みているのかな…)


寝言だというのに、4日間離れる寂しさもあるせいで、麗は少し不安な気持ちになっていた。


看病もあったが、なんだか寝付けない夜だった…



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