(長編)初めての恋~永遠に~
「え~恥ずかしいな。電気消してくれる?」


「はぁ~!?電気消したら、体洗えないよぉ~大丈夫見ないから」


「透の嘘つき~」


「明日から、麗の顔しばらく見れないから…」


麗は笑いながら、お風呂にお湯を入れた。


泡ぶろに…と言った透の気持ちはわかっていたので、泡ぶろにはしなかった…


この時二人は、この夜が二人にとって最後の夜になるとは思ってもいなかった。


ただ…透だけは、夢の中で、気づかずに麗にそれを知らせていたのかもしれない。
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