(長編)初めての恋~永遠に~
透には2つ違いの姉がいたので、親は特別に友人の出入りはうるさくなかった。


そのまま家に入ると、玄関横の階段を上がっていった。


前に遊びに来た部屋とは違って、奥の少し広い部屋に変わっていた。


昔は、おもちゃやゲームであふれていた透の部屋


今では、ベッドと机やオーディオなどがあるシンプルな部屋だった。


昔を思い出して麗がクスッと笑うと


「何笑ってる?変なものでもあった?」


「違う~昔の透の部屋思い出して笑っただけ…」


「そっか~小学校の頃、麗遊びにきてたもんな~一緒にゲームやったよな~」


「透負けると、すぐ私のスカートめくりして…エッチだったよね…」


「そうだっけ?わっすれた~」


クスクスッととぼける透を見て麗は笑った。
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