(長編)初めての恋~永遠に~
「ねえ~透も女の子と…その……」


「何?」


「いや~いいや、なんでもない…」


言いかけたけどやめた。


何となく聞くのが怖かった。


自分では今透と一緒にいられるだけで幸せで、手をつないで透のあったかさを感じていられる。


でも


透も男


つまり、もしかして…


「麗~!」


透の声にビックッとした。
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