(長編)初めての恋~永遠に~
しばらくして、麗が落ち着いたので、透は起こして涙を拭いてくれた。


服を直してくれて…


ただ、麗の半身は今までにない痛みを感じたせいか、立つことも辛い感じだった。


「麗、歩けるか?」


「うん、大丈夫よ…」


透が心配するので嘘をついた。


透と麗は、未熟な二人だけど、相手が大好きで触れてみたい…全てを知ってみたい…


愛しいという想いの中で、愛し合う形を知った。


ただ触れ合って


お互いを少し知っただけの触れ合う形…


喜びなんて、まだ良くわからないけど…
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