届かなかった手紙




潤んだ目をこすって、上を向いて、決意する。




「私は絶対に、相原が愛してくれるまで、誰とも付き合わない。」




そう心に決めた。

もう、誰かの揺れるような行動には動じない。





その後、一人のクラスメートに付き合ってくれと言われた。



私はそれを断った。




振ったときの言葉は、コレ。





「私が好きなのは、ずっとあの人だけだから。」



< 102 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop