届かなかった手紙
ベッドでブーフと一緒に寝転がりながらメールを打つ。
{やばいんだよ!!><相原の手、あと2㎜で触れるかもだった!!}
送信すると、すぐに返信がきた。
{よかったじゃん☆}
そう、盛り上がってたのは私だけだった。
でも、そんなことも気にならず、一人でニヤニヤしながら、今日あったことを回想していた。
窓を開けて叫びたかった。
”だいすき”の一言を。
伝えたくて伝えたくて、すぐにでも言ってしまいそうだった。
私の相原に対する「すき」は、尋常じゃないものになっていた。