届かなかった手紙

最後の日



月曜日。



腫れ上がった目をどうすることもできず、そのまま登校。


家の前で待っていた麻奈がビックリする。



「ど、どうしたの?その目!泣いた?」


私は挨拶もせずにコクンと頷いた。


「え、なんかあったの?」


またコクンと頷いた。


そして麻奈は、何かを悟ったように自分の爪をいじりながら

「そっか・・・・。」

と言った。



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