俺が気ずくまで
「りこっりこっ、助けてっっ
りこを助けてっ…りこを・・・」

何かと思ってそのクラスに行ってみる。

女子が一人泣き崩れていた。
「どうしたんだよ。」
俺が聞く。
すると小さくつぶやいた。
「りこが……ひっ人質に…」
「人質」

そう聴いた瞬間
俺はすぐわかった。
俺目的ではない。
SCHOOL JACK・・・。

そうなるとっ…
「なあっこの学校、
地下に逃げ場所とかない?」

俺がみんなに聞く。

「ある。あるよ」
「じゃあみんなそこに急いで逃げて!
今すぐ!!」

するとみんなすぐに走り出した。
俺は全学年にベランダをツタって
みんなに知らせた。
そのときには完全に不良になっていた。

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