俺が気ずくまで

「ぅッッ」
こらえきれなくなった声は
自分でもわかるぐらい
苦しそうな声をしていた。

右手で左肩を押さえながら
また屋上に上がる。


校舎にはアナウンサーやカメラマン。
警察官、救急車など多くの人がつめよせていた。
もちろん俺もカメラに写っていた。

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