俺が気ずくまで
「おいっおい小野寺
おーのーでーらーーー
いい加減めー覚ませ!」

俺は誰かに呼ばれてるような気がして
目が覚める

そこには何でかわからないけど
知念拓深がいた

「なっ何でいんだ?」

俺は知念に尋ねる。
そばには親もいた。

すると親父がそっと口を開いた。
「お前が1ヶ月前、植物状態になる前だ。
そのときお前がこいつの名前呼んだんだよ」

「はっ?」

何で?という気持ちではっ?という。

すると知念がいきなり、
「とりあえず目ぇさめたから、リハ行くか」

「なんで?」
俺が聞き返す。

「お前そのままでケンカできると思ってんのか?」
「骨が弱ってんだよ」
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